本日ミニ卒園式を行いました。これですべての卒園児に卒園証書を手渡すことができました。幼稚園を卒園するとはいいながら未だに大きすぎる卒園証書を抱えた姿が妙にかわいらしい幼稚園の卒園式です。
コロナの影響で延び延びになっていた卒園式です。本当に長かったね。
この子たちは年少の終わりから長い長いコロナとの付き合いになります。その中でのびのびと、またやるときには全力でやる、節目の時には正しい凛とした態度をとる、そういう子どもたちに育ったことをうれしく思います。
コロナの中で我慢を強いられる生活でしたが裏返して考えれば我慢する力は育ったのではないかと思います。
コロナや昨今の社会情勢をみるとどんなことでも起こりうるのだという思いを強くしています。そんな中だからこそ何が正しくて何が正しくないかを考える智慧を身に着けることがますます重要になっていると思います。
ホモサピエンスは訳すれば「賢いヒト」となるその名前とは裏腹にそれほど賢くはないようですね。
ユヴァル・ノア・ハライの名著「サピエンス全史」が本当に「全史」にならないように願うばかりです。
凄惨な悲劇を引き起こしたナチス・ドイツはドイツ人が選挙で選んだものです。その結果ドイツは国土の4分の1を失うとともに、被害者面はできないという重い軛(くびき)を負うことになりました。
悪人は善人の顔をして近寄ってきます。子どもたちにはネットの情報に踊らされない本当の智慧を身に着けてほしいと思います。
暗い話になってしまいましたが実際はそこまでにはならないと思います。
とにもかくにもご卒園おめでとうございます。子どもたちの笑顔と歓声は大人にとっての栄養です。これからも頑張ってください。
桜は早いところではもう満開のようになっていますが当園ではまだこれからです。入園式のころに満開になっているでしょうか?
今日は最後の卒園式です。何とか年度内に終われました。終わりよければすべてよし。
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