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保育園の散歩「置き去り」多発(新聞より)

 蔓延防止措置の効果なのか、一時減少に転じていた感染者がこのところ拡大傾向です。そうでなくても大阪市は感染者が多いところなのでくれぐれもお気をつけください。
 表題の記事ですが、保育園も大変ですね。公園に複数の保育園の園児が集合してちょっと密ではないかと思うことがあります。これでは管理が行き届かないのも無理がありません。
 うちは幼稚園なので幸い園庭があります。なので何とか遊ぶスペースは確保できます。それでも園庭にでるクラス数を制限していたりしますのでもう少し遊ぶ時間が欲しいところではあります。
 小学生の体力が目に見えて低下しています。幼児については調査がありませんが実感としては小学校同様に低下しています。コロナと付き合いながら遊びを確保するという難しい課題を今突きつけられています。
 園庭のない保育園は0,1,2歳児ならまだしも3,4,5歳児、とくに4,5歳児には無理難題ですね。働く女性の急増への対策として、それこそ急ごしらえで作った制度だからこうなるのでしょうが。
 対策としては配置基準の見直し、具体的には先生の数を増やすことが考えられますが、それは長期的な話で今増やせばただでさえ不足している保育士がさらに不足します。結果的に引き起こされるのは「質」の低下です。現時点での対策としては有効ではありません。
 意外に思われるかもしれませんが幼稚園教諭・保育士養成系の大学・短大の卒業生が減っているわけではありません。保育士不足の最大の要因は需要の爆発的な拡大です。10年くらい前に保育所が人手不足にあえいでいるというニュースを他人事のように聞いていましたが、今は幼稚園にも拡大して、幼稚園、認定こども園、保育園入り乱れて「金の卵」の取り合いをしています。
 保護者の方には伝わりにくいことですが公園に遊びに行くときには危険なことはわかっているので最大限の警戒対策をします。それでも事故は起きる時には起きますが、それが日々の業務になると気持ちは緩みますね。毎回毎回気を張って行くことはできませんから。記事の件数はおそらく氷山の一角。私が公園で見る限りでも「危ないな」と思うことがしばしばありますから。
 でも、そもそも土地がない都会では無い物ねだりかもしれませんね。ちょっと口が過ぎました。
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