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幼児教育とは

今日は10月17日。通常なら秋晴れの青空が続く時期ですが、どうしたことか梅雨の時期のように雨の日が続きます。天気に翻弄される幼稚園としてはこのようなイレギュラーは本当に困ります。

 さて、今テレビなどのニュースは選挙モード一色です。教育機関である幼稚園としては政治的な意見を申し上げるつもりはありませんが、それでも各党幼児教育の無償化や幼児教育について取り上げてくれて、そこは有り難いことです。

 皆さんもご存知のことと思いますが大阪府の学力は全国最低レベルです。中でも大阪市は政令指定都市中全国で最低です。学校選択制を導入し学校も危機感を持って取り組みを行い、さらには塾代の助成という全国的にも世界的にも希有の制度を行ってこの状況です。問題はそこにはないのでしょう。
 一方で大学進学率は京都、東京、神奈川に次いで4番目です。意識の高さによって2分化されているのが大阪の現実です。小中高の先生がやりにくいのも当然かもしれませんが、責任の一端は我々のような就学前教育機関にもあります。北区は大阪市内では教育水準の低い地域ではありませんが、それでもこの立地条件ならもっと高くても良いはずです。

 幼児期は最も教育効果が高くそれ以降は効果が限定的だといわれています。

 なぜでしょう?

 その理由として考えられるのは

 ①種がなければ芽は出ないということ。

  幼児期にたくさん種をまいておくと育ちやすいということです。逆に悪い種をまいておくと悪い種が出やすいということでもあります。

 ②幼児期は脳も体も柔軟性が高く、色々なものを吸収しやすく、また変更もききやすいということ。

 ③勉強や運動や、そして人生で成功するために大切な困難なことを我慢して続ける力、ものごとを前向きに考えて明るい希望をもつ力はこの時期にしか育たないということ。

 俗に「三つ子の魂百まで」といいます。

 ④幼児にとってはこの世のあらゆることが不思議に満ちています。不思議だから興味がわきます。そのような知的な好奇心が子どもの脳や身体の発達に良い影響を与える。

 何事も当たり前になって興味がわかなくなったらそれ以上知りたいとは思わない。

 などが考えられます。他にもあるかもしれませんが幼児期の学習効果が高いのはある意味当然です。

 仕方がないのかもしれませんが今は女性の就業対策としてなのか園庭のない保育施設が増え続け、全体の4分の1がそうなっているらしいです。

 親の利益は子どもの利益とは限らない。子どもの利益は親の利益とは限らない。良いとこ取りはありえないので何とかバランスをとっていかざるをえない。その辺は悩ましいところではあります。

遊び場は屋内でも屋上園庭でも子どもは遊べます。そのくらいのたくましさはどの子にも備わっています。でも土の世界は特別です。ダンゴ虫がいてアリがいてバッタがいて、その他の虫もいて、土の感触も場所によって微妙に異なります。水をかけるだけで色々な線が引けます。土の園庭は変幻自在です。

 物理的な環境だけではありません。幼稚園や保育園の先生の質も実は日本の先生の質は世界で最も高いのだそうです。日本では幼稚園や保育園の先生のほとんどが免許や資格を持っていますが欧米では必ずしもそうではありません。

 そう考えると日本は世界の中でも教育の質において最も有利な位置にあると言えるかもしれません。

 願わくば保護者の方と一緒に高い意識を持って幼児教育に当たれるものでありたいと思います。

 それが大阪が底辺から脱する道ではないかと思います。

 多分私の意見が出すぎているので反対意見もあるかもしれませんが偽らざる私の心境です。
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