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クリスマス会

 例えば、ものに対する固執が強くて、おもちゃを独占してしまう子がいたとします。その子があるとき他の子に「かして」といわれて「いいよ」と言ったとします。何でもないことで当たり前の成長のようにみえますが、これはとても大きな素晴らしい成長です。だからたまに先生が「こんなことができるようになりました」とうれしそうに報告に来てくれることがあります。
 幼稚園(保育園)の先生と子育てに携わった保護者だけがわかる密やかな楽しみです。子どもを社会で育てるということは、この楽しみを親から取り上げることでもあります。その代わり子育ての苦労は軽減することができます。どちらが良い悪いではありませんが、幼稚園の関係者が「子どもを社会で育てる」ということに危惧を抱く一つの理由ではあります。
 昨日の土曜日は「クリスマス会」を行い、子どもたちの楽器演奏やお歌を保護者の皆さまに楽しんで頂き、先生たちの演し物や子どもたちとのフォークダンスを保護者の皆さまに楽しんで頂きました。
 年の暮れです。この一年で子どもたちはどのように成長したのでしょうか。園長からは見えにくいですが保護者の方と先生にはよく見えていることです。この小さな成長を楽しんで頂ければと思います。クリスマスの製作物も持って帰って頂きました。その中にもきっと成長の片鱗があることと思います。
 子どもの成長は子ども自身の内からの力でもありますが、お母さんやお父さんや先生の努力のたまものでもあります。
 少し上からではありますが言わせて頂きます。お母さんもお父さんも先生もえらい
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