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入園説明会

 昨日は2020年度新入園のための入園説明会を行いました。幼稚園は既設園舎の改修部分は終わりましたが、新園舎の建築はこれからです。

来年度には見違えるような園舎で保育ができることを期待しています。新園舎では子どもたちが雨の日や今年のように暑すぎて外で遊べない日でも快適に遊べるようになります。小規模園で少ないスペースですが図書コーナーも作ります。空き部屋もできますので多目的室として使用します。職員室も広くなります。

 そのようにバラ色の未来を夢見ています。


 そして、今日は9月13日です。あれほど暑かったのに突然秋がやってきました。今日は今年採用したフリーの先生が来年度担任になるにあたっての実習をしています。新聞紙や段ボール等を使って楽しそうです。
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 小学校入学時点の読み書きの能力は小学校4年生の時の主に算数と理科の能力と相関があり、この差はその後も基本的に維持されるというデータがあります。もちろん人間ですから絶対ではありません。

 小学校のスタートはとても大事ですが、そのスタートを決めるのは幼児期の教育です。だから幼児期の教育はとても大切です。

 ただしこれから必要とされる学力は教え込みによって知識をため込むだけの学力ではありません。知識を増やしつつもそれをアウトプットする能力が必要だといわれています。

 西欧型の学習は一般にアウトプットを重視します。「教育」を意味する英語は「エデュケーション」ですが、これはラテン語の「引き出す」という意味の言葉に語源があります。だからしばしば「引き出す力」は強いけど肝心の引き出しの中にたいした知識が入っていないから、その能力を限定的にしか引き出せないという現実があります。

 対して「教育」とは文字通り教え育てることです。教えることに力点があります。だから知識はあるけどそれをどう生かしてよいかわからないという問題がおきます。

 どちらも大事なのです。全てはバランス。私はそう思います。
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