大阪市北区においてもライブハウスでの集団感染が確認されて、非常に気になるところですが、降園でボール遊びをしている小学生たちを見かけました。子どもたちも暇を持て余しているのでしょうが、休校措置の効果が疑われる光景です。
小中高には休校指示が出されていますが、保育所は原則開所になっています。これ自体がちぐはぐですが幼稚園だけはどちらにも属さずに取り残されています。
とは言いながら多くの幼稚園にとっては休園にするか当園のように自主登園にするかの選択肢しかなかったものと思います。
もし開園を強行して感染者が出た場合にどのような非難が集まるか計り知れないからです。
かくして、幼稚園は休園あるいは自主登園、保育所は開所というコロナウィルス対策としては効力を疑わざるを得ない状況になりました。
一番股裂き状態になったのはおそらく認定こども園です。
1号子どもは休園あるいは自主登園、2号子どもは登園という同じ園内にいながら公平性平等性を確保できない状況にあるものと思われます。
当園は13日までを自主登園とし、家で子どもの世話をする人がいる場合は登園を控えていただくようにお願いしています。新1号と新2号を区別していないのは当園のこだわりです。
働いているいないにかかわらず、様々な理由で利用したい人にその環境を提供するのが本来の幼稚園の教育の趣旨であり、預かり保育の趣旨であると確信しているからです。
長い長い休みにお困りの家庭もありましょう。
先の見えない不安に押しつぶされそうなのは我々も同じですが、未曽有の国難に際しては光明が見えるまで、心を一つにして(正直あまり好きな言葉ではありません)耐えるしかないのかもしれません。
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