昨日は母の日でした。
本当なら昨日に投稿すべきですが、昨日は久しぶりに全日欠勤しました。どうせ暇なんだから日曜も月曜も関係ないだろうと思われがちですが私も思われているほどには暇ではありません。
ただこの時期に仕事があるのはありがたいことではあります。
何はともあれこの苦難を耐えしのいでいるお母さま方(お父さんも)、ありがとうございます。言葉だけですが感謝の気持ちを捧げます。
さて、当園も大阪府の方針にならって(ただし幼稚園に対して登園の要請があるわけではありません)来週から分散登園を開始します。私立幼稚園も何かしらの出口戦略を模索しなければならないからです。
ただ、出口戦略は大きなリスクを伴います。そのことはあらかじめ申し上げておきます。
神戸大学の岩田先生によると、PCR検査の精度は70%から80%くらいなのだそうです。たったそれだけと思われがちですが、それでもしないよりはましということです。
PCR検査はウィルスを培養して、少ないと確認しにくいウィルスを見えやすくして確認するシステムです。そこで陽性になった方はまず間違いなく感染していることになりますが、問題は陰性でも感染していないとは言えないことです。
たまたま検体にウィルスが含まれていなかったかもしれない。含まれていてもうまく培養できなかったかもしれない。というわけでたとえPCR検査を受けられて(それすらも日本では難しいのですが)、陰性だった人が本当は陽性で、感染源になっている可能性が十分にあるのだそうです。
アメリカのトランプ大統領がワクチンが年内に完成するようなことを言っていますが、ワクチンができても人には効かないかもしれない。効いても重い副作用があるかもしれない。更に人に効くワクチンができたとしても、それが市中に出回るまでには更に1年くらいはかかる。それを考えると少なくとも後1年半はかかるといわれてます。もっともこれは現在の常識であって、画期的な方法が見つかるかもしれませんが、それでも年内は難しいと思います。
朝から気の滅入る話で申し訳ありませんが、今後いわゆる警戒警報が青になっても決して警戒を緩めないことが重要なようです。
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